ヘアリプロのコースで本当に育毛できる?効果があるのか気になる方
アデランスでも発毛ケアができるって聞いたけど、本当に髪が生えるの?
アデランスといえば「かつら」「増毛」といったイメージを真っ先にうかべるかもしれません。ですがアデランスは「守備範囲が広い」メーカーでもあります。
アデランスのヘアリプロというコースがあり、「発毛のための」さまざまな施術を行っているのです。
「ヘアリプロでは、どんなケアをするの?」
「本当に生える?気になる料金は?」
など、ヘアリプロに関する「気になる情報」について、まとめてみました。
1.ヘアリプロは、どういう発毛の仕組み?
発毛といっても、実際にヘアリプロではどういったケアを行っているのでしょうか。
ベースにあるのは「頭皮のヘアサイクルを活性化」させるためのケアです。
男性が薄毛になる原因の一つに「AGA」があります。AGAは男性ホルモンの影響で頭皮のヘアサイクルが乱れることで、「髪が抜けやすく・生えにくい」という頭皮状態になるのです。
アデランスはヘアサイクルを活性化させることで、再び髪に活力を取り戻すことを念頭においています。
〜参考:ヘアサイクルとは?〜
髪は1本1本、それぞれにヘアサイクルを持っています。
・髪が成長する『成長期』・・4〜6年
・髪の成長が止まる『退行期』・・2〜3週間
・毛根が押し出されて抜けやすくなる『休止期』・・数ヶ月
これらの周期を経て、健康な頭皮が保たれています。
一般的なAGAのケアは、プロペシアなどの男性ホルモンを抑える薬を使います。AGAの進行を抑えられる反面、男性器の勃起力低下や精力減退など、副作用が起きやすいというデメリットもあります。
アデランスは薬を使わずに、頭皮ケアのみで「ヘアサイクルの復活」を目指すのです。
ヘアリプロの施術、3つのステップ
実際にヘアリプロでは、どういったケアを行っているのでしょう。
●育毛成分が浸透しやすいように「シャンプー」と「マッサージ」によるケア
●独自開発の育毛成分で、頭皮の発毛を促す
●赤色LEDの照射により、毛母細胞を活性化
この3つのケアにより、ヘアサイクルの正常化を目指していくのが、ヘアリプロでの施術サービスです。
2.施術で使うシャンプーと育毛剤について
ヘアリプロの施術で使われているシャンプーや育毛剤は、「ヘアリプロ」ブランドとして一般の人でも購入できます。
もちろん、施術を受けながらシャンプーや育毛剤を使うのが一番効果的なのは言うまでもありませんが・・。
ヘアリプロのシャンプーと育毛剤は、どんな中身なのでしょうか?本当に発毛効果が期待できるのでしょうか?
市販のシャンプーや育毛剤と、どこが違う?
まず気になるのは、アデランスが独自に研究開発したものですから、当然市販のと違わないとおかしいですよね。
実際に調べて見たところ、アデランスならではの違いがありました。
シャンプー・育毛剤ともに「独自成分」というのを配合しています。どこにでもある成分を使わずに、長年アデランスが研究開発して培ってきた技術の結晶とも言えます。
アデランスというと「かつら」というイメージが強いですが、現在は「脱・かつらメーカー」として定期的に毛髪に関する研究に携わっています。
食品メーカーやバイオ企業・衣料メーカー・化粧品メーカー・アメリカのメディカルグループ などと共同研究を行っている他、毛髪に関する定期的な研究レポートも公表しているのです。
発毛サロンはいくつかありますが、ここまで発毛の開発に力を入れているのは珍しいと言えるでしょう。
ヘアリプロ「薬用スカルプシャンプー」の解析
「通常・乾燥肌」用と、「脂症肌」用の2つのタイプがあります。このあたりの分類は、スカルプDを参考にしているかもしれません。
一番のウリは独自成分の「アミノストロングウォッシュα」と呼ばれるものです。何か、アニメの必殺技のようなネーミングですが、この成分が「強いアミノ酸シャンプー」を作り出す元になっているのです。
市販シャンプーの9割は、洗浄成分が強い「石油系」のものを使っています。頭皮の皮脂をとりすぎると逆に皮脂不足を頭皮が感じて、過剰皮脂を出すので、脂性の人ほど「アミノ酸」などの洗浄力を抑えたものが良いのです。
ただし、アミノ酸シャンプーですと「洗浄力が弱すぎる」という欠点があります。アデランスは、「洗浄力アップと頭皮への優しさを両立」させることに成功しています。アミノ酸をいくつか掛け合わせて、最適なものを作り出したのです。
男性にとってはうれしい「ふけ・かゆみ」を防ぐ成分の他に、ハリコシポリマーを配合しており、髪の内部よりハリ・コシをサポートする働きもあります。
ただし、シャンプーの目的はあくまで「頭皮の皮脂汚れをしっかり落とす」ことにあります。市販シャンプーですと"洗いすぎ"で余計に皮脂ギトギトになるため、こうしたシャンプーの存在が貴重名のです。
皮脂汚れが頭皮の毛穴に詰まって薄毛・・という説もありますが、一番の目的は「皮脂詰まりによって、育毛成分を送り込めない」ことにあります。
育毛剤などの有効成分を、いかに効率よく浸透させるかがカギを握るのです。ただ闇雲に育毛剤やトニックを使っても、全然薄毛に効果がないのはこのためなのです。
勘違いしてはいけないのは、「シャンプーで育毛することはできない」という点です。あくまで、育毛成分が浸透しやすい「土台作り」にあります。
ヘアリプロ「薬用育毛剤ヘアリプロスカルプグロウ」の解析
市販でも育毛剤はたくさんありますが、ヘアリプロならではの「独自成分」がウリです。
育毛成分として「セファランチン」「パンテノール」「ニコチン酸アシド」といった成分を配合しています。一般的な育毛剤のように、キャピシルやミノキシジルといった成分ではありません。
さらに、髪の成長に不可欠な「成長因子」を活性化するエキスも配合しています。
正直、どのくらいすごい成分なのかは独自成分のため未知数ですが、期待できるような作りになっていると言えるでしょう。
欠点は、それほど頭皮にやさしくないので、敏感肌の人は使うのは避けた方が良いかもしれません。
シャンプー・育毛剤ともに「ヘアリプロにしかない成分」によって、ヘアサイクルの活性化を目指していくことができます。
薄毛が進行した頭皮は、頭皮環境が悪いため、いくらよい成分があってもきちんと働きません。ヘアリプロの施術によって、浸透力の悪さをカバーしていくのです。
3.気になる料金は?
1年間の施術で、果たしてどのくらいの料金がかかるのでしょうか?
実はヘアリプロは、メーカーの公式サイトに詳しい料金が掲載されているので、その点では良心的です。
ベーシックコース:1年でおよそ46万
アドバンスコース:1年でおよそ52万
「高い!」と思われたかもしれませんが、実際の相場を考えると良心的な方です。
AGAクリニックですと「30〜80万」、リーブ21ですと1年で「100〜150万」というおおよその価格の目安になります。
しかもAGAクリニックは、一度治療が終わっても、プロペシアなどの薬の継続は必須となります。つまりメンテナンスコスト(維持費用)がかかるというカラクリがあるのです。